アナログ / デジタル

2011年08月17日

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この2枚の薄いプラスチックの板は何に使うものでしょう?
フィルムがヒントになってますが・・・
_DSC0101

最近はカメラと云えばデジタルカメラのことになっていて、もうフィルム自体を見たことがないという世代も登場して来そうです。
僕も35ミリのフィルムを使った記憶がそろそろ怪しくなってます。
で、この道具といえば、最後はいつのことだったか・・・

これは「フィルム引き出し器」、または「フィルムピッカー」といって、パトローネに巻き込んでしまったフィルムの先端をもう一度引き出すための道具です。通称「ベロ出し」

どういう状況で「ベロ出し」が必要になるかというと、たとえば途中まで撮影したフィルムを一度カメラから抜き、あとでもう一度残りを使いたい・・・が先端を巻き込んでシマッタァ!などです。

まずは実際の使い方
_DSC0104このようにフィルムの先端部を巻き込んでしまっても、またはそれで困っている人を見かけたら、
慌てず騒がず、マジシャンのようにすました顔で
「ベロ出し」を取り出します。



_DSC0105まず大きい方の板(ガイド板)をパトローネの隙間から差し込みます。
このように折り返しの部分まで差し込んだら、フィルムの巻心を巻き込み方向へ回転させると、パチンと音のする箇所があるので、その位置を確認し、そこで止めます。

_DSC0106さらに小さい方の板(引出し板)を、ガイド板に重ねて差し込みます。フィルムのパーフォレーション(送り穴)に引き出し器のツメが掛かります。巻心を少し巻き込み方向へ回しても良いです。



_DSC0108
あとは引出し板を引き出すと、フィルムの先端部がスルスルっと付いてきます。
ここで、歓声と拍手が起きます。目出度し目出度し。



_DSC0110これは(株)エフエルという会社の製品で、当時の定価980円。
他にも2枚のフィルムで挟み込んで引き出すタイプもあります。
で、昔はこれを持っていると、スターに成れた・・かというと
そうでもなく使う機会も2〜3度有ったか無かったか。

割とどうでもいいような、でもちょっと可愛らしい、
天使の羽のようなアナロググッズです。
お試し下さい、機会があれば・・ア、もうないか!

じゃぁ また





(20:07)

2010年05月04日

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いつもの「ゆくアナログ」と「来るデジタル」に反して今日届いたのは小さなアナログの部品。ネットオークションで見つけた中古品です。
何に使うものかお分かりでしょうか?
lifter

これが壊れてしまい、しばらく不便な思いをしていました。
これはアームリフターといって、レコードプレイヤーの部品です。
カートリッジ(針)を取り付けたトーンアームを支えて、針の上げ下げに使います。
レコードと針の位置を合わせて、レバーを下げるとリフターが油圧でゆっくりと下降し、針を真っ直ぐに降ろせます。演奏が終わったら真っ直ぐに持ち上げることが出来るという原理も簡単、構造も至ってシンプルな道具なのです。とは云えこれがないと、すべてを指先の感覚だけで操作することになり、特に気分の良い「酒気帯び」状態の時など手元が狂ってちょっと危険なことになってしまいます。

_RSX0024・・・・・・・・・・・・・
パーツを取り替えながら、
もう30年も使っているレコードプレイヤー(DENON製)
アームリフターなどはもともと個別に売られている部品ではなく、メーカー保証も遙か昔に終了・・・ですがそこは拘りのマニアの生息するオーディオの世界。オークションには旧製品はもとより細々したパーツまで出品されています。まめにチェック、そして気長に探して見つけました。(これジャンク品から部品取りしたものでしょう)
早速取り付けました。
・・・・・・・・・・・・・・


ターンテーブル(モーター)やアーム、キャビネットなど関連パーツも多数出品されていてまだまだあと10年以上メンテナンス出来そうです。
ソフト(LPレコード)もネット市場であらゆるジャンルのものが揃います。
仕事の写真の方がすっかりデジタル化してしまったので、遊びはアナログでバランスとってます。
回転するレコード眺めてると、気持ちにゆとりが生まれるんですよ!・・・・・・・
わかるかなぁ・・わかんないだろーなぁ Yeh〜

じゃぁ  また

(16:50)

2009年09月14日

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9月9日 ビートルズ・リマスター盤発売。
困ったときのビートルズ頼みか売れ行きは上々のようです。
アルバム毎の人気では1位ABBY ROAD 2位Let it Be・・ということで
Archivesシリーズ第3弾はちょっとビートルズにも関わりが・・
・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2007年12月15日記
先日実家の大掃除をしたところ懐かしいものが出てきました。
ポータブル電蓄と呼ばれたレコードプレイヤーです。小学生の頃すでに自宅にあった物で、最初アニメの主題歌などを聴いていました。坊主頭の中学生になった頃、深夜放送で洋楽を聴きはじめました。好きな曲が見つかったら次はレコードを手に入れて再生しなければなりません。
ふたたびこの電蓄のお世話になったのでした。
電蓄1
ポータブル電蓄
東芝GP−15






行方不明になっていたシングル盤も何枚か一緒に出て来ました。早速ターンテーブルに載せて、動くかどうか恐るおそるスイッチON
ボリュームに多少ガリ音があったもののモーターも無事に回転し、スピーカーからチープながら何とも懐かしく心温まるサウンドが流れ出たのです。曲はLet it be. 気分だけ中学生に戻って聴き入ってしまいました。
電蓄2
The Beatles
Let it be
シングル盤
(EPまたはドーナツ盤とも)
B面:You know my name




東京に持ち帰り、手を入れてみようと裏蓋をあけたところ、なんと真空管式でした!(知らなかった!)
電蓄5







このポータブル電蓄、小さいながらレコード再生に必要な全ての機能を持っています。
針(カートリッジ)とそれを支えるトーンアーム、レコードを回転させるターンテーブル。
さらにフォノイコライザー、パワーアンプにスピーカー。
アンプは管球式です!同じレコード再生の目的でそれぞれをマニアックに超高級機でそろえたら、車一台分くらいの価格の組み合わせだってあるわけです。
必要最小限の機能で立派に本来の目的を果たす電蓄、老いてなお現役。
粗にして野だが、卑ではない!(城山三郎著)」・・なんて言葉も思い出し、なぜかとても格好いい奴に見えてきたのでした。
我が身はと云えばOSソフトのミスマッチに悩まされ続ける日々。
アップデートってどうしても必要なのかい?・・オーディオの小宇宙のような電蓄の裏側を覗きながら、そんなことを考えてしまいました。

じゃぁ また

・・・・・・・・・・・・・・・・・以上過去ログ2007/12/15

2003年にLet it Be...NAKED
今回のリマスターだって結局アップデートだよなぁ・・
電蓄で聴いたチープなサウンドでも体ごと何処かへ連れて行かれるような響きがあったのですが・・
今度のCDも何処かへ連れて行ってくれるのだろうか。
(まだ買ってない)

じゃぁ また


(15:40)

2009年01月17日

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去って行く、重厚長大のアナログ機。先日のベセラー引き伸ばし機につづいて、以前「レコードのトラブル」編(2007年12月10日)でも紹介したプレス機が旅立って行った。行き先は長崎県の写真愛好家の方のところ。
手狭なオフィスに足の踏み場が少しだけ増えた感じかも。
210m
今回、製品名・品番は省略する。いまや品薄で、捜している写真家、ハイアマチュアの方々のネット検索にかかってしまうので。
そっと、見送ろう。
重量は32kgある。

ゆくモノがあれば、来るモノだってもちろんある。プレス機を発送したその日、絵に描いたような、軽薄短小のデジタル機がやってきた。CMでもお馴染みの
air-2 MacBook Air
マックブック・エア 13.3インチ
厚さ、いや薄さ0.4〜1.94cm
重量1.36kg

薄くても軽くても業務に必要なスペックは充分満たしているのだ。
air-1
これまで使ってきたPowerBookG4,15inchに換わって、撮影現場に登場だ。
見てやってね。
そうだ、明日から大阪で撮影だが、
新幹線で用もないのに開いてしまいそうだ。

じゃぁ また

(19:09)

2008年04月11日

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Viewer 以前(と云ってもつい最近まで)は、こんな感じで作業していた。
現像所(プロラボ)で現像の済んだポジフィルムを受け取り、チェック、セレクト後、お届けして完了。
使う道具はライトボックス、ルーペ、ダーマトグラフ、あとハサミくらいかな。シンプルかつローコスト!

デジタルフォトになってからデスクトップも様変わり。
パソコンとの付き合いを強いられている。

こんな感じ。
MyMac先月、新しいMacとモニター(EIZO)導入した。周辺機々、ソフトの入れ替えなどで、100万円をオーバー、それでも数年後にはデジタルカメラともども買い換えでだろう。OSとソフトのミスマッチにも悩まされている。

「アップデートってホントに必要なのかぁ?」・・・
……デジタル信号はONとOFF。
増えるオンタイムに反比例のオフタイム・・

ONとOFFの間で、右往左往のこの頃である・……。

じゃぁ また



(18:08)

2007年11月14日

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レコード盤面の傷やほこり、静電気によるパチパチ、プチプチという雑音をスクラッチノイズという。他にも様々なノイズがあってアナログの時代はノイズ対策に知恵もお金も使ったものだ。しかし、基本はレコードを大切に扱うということだった。
ヒップホップ系DJがターンテーブルを手で回してシュコシュコやっているのを初めて見たときはぶっ飛んだね。
「な、なんてことをするんだぁ!!!」と。

で、CDの時代になって一番うれしかったのは、そういうノイズから解放されたことだった。
ところが、自分達で無くしておいて、無くなってみると懐かしがる……
それが人間ってものなのか。
ミーシャ
Misia; Mother Father Brother Sister
(1998年 BMGジャパン)






ミーシャのファーストアルバムである。
1998年ということはそろそろ10周年か、速いな。
買ってきて聴いてみると、4〜6曲目にノイズが入っていた。
完全に追放されたはずのスクラッチでだった。すぐに買った店へと走った。今は六本木ヒルズと変わった彼の地にあった六本木WAVEだ。
「これって、ノイズですよねぇ」、とやや遠慮がちに云ってみた。
すると、さすがは最新音楽情報発信基地だった六本木WAVEの店員さん
「これが新しいセンスです!」……と言い切った、かというとそうではなく、何度も聴き直しては「ノイズですねぇ」といっしょに悩み込んでくれたのだよ!
 そして親切にもう一枚新品の封を切って聞き比べてくれたのだ。もちろんまったく同じ状態(当たり前)。二人とも納得して新しいセンスを受け入れたのであった。10年ほど前のホントの話である。

今はあちこちでDJの繰り出す変則、反則技にも慣れてしまって少々のことでは驚かなくなった。昨日の敵ノイズも今日はお友達。
いっそここまでやってくれるとスカッとします・・でこれ推薦盤。
笑えるぞ。

きみまろトランス
きみまろトランス
(綾小路きみまろ+DJリミックス)

きみまろ、ピストンともにえら〜い!
じゃぁ また

(12:13)

2007年11月05日

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PRO-1000 AKAI Pro-1000
1977年式
2トラック38cm機(通称:ツートラサンパチ)
TC-R6につづいて復活させました。
京都Kオーディオでは待ち時間(期間)が長くてちょっとつらいので
東京・高尾のT社に調整を依頼してみた。重量40Kg、動かなくなってから
何度か処分も考えたのだが。でもこうやって現場復帰させてみると、
リールの回転の迫力、VUメーターの暖かい発光色、もちろんそのサウンド
も全て保存に値するものと改めて実感している。
(T社は最近閉店したそうで・・残念だな)

VUメーター重厚長大のアナログ機々をながめていると、最近使わなくなって久しい仕事の道具(こちらは本職)を思い出してしまった。
8x10(エイトバイテン)カメラ、通称バイテンだ。

佇まいがサンパチ風ではないか。
使用する三脚、フィルムホルダー、ポラロイドなどすべてが大きく重量
があり、取り回しには体力・腕力が必要となる。(中判のハッセルが小さくみえる)
8X10いま仕事のメインカメラはNikon D2Xs(写真右)。バイテンを使うことはもうないかもしれない。
実際のところ時間と予算が許してくれないので。 


アナログとデジタル、重厚長大と軽薄短小・・・・・
ONとOFFの間で右往左往のこのごろである。

じゃぁ また


(22:40)

2007年11月01日

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TC-R6








SONY TC-R6
 エアチェックに使用していたデッキ。4トラ19cm機で10吋リールが
使える。しばらく冬眠していたが、京都のKオーディオに調整を依頼、
見事に復活して帰ってきた。Kオーディオはオープンデッキファンには
よく知られたショップである。確かな職人技で修理してくれる。
ただし時間が掛かる。今回予約から完了までおよそ1年ほどだった。
もう忘れかけた頃に修理完了の連絡があり、帰ってきたデッキの
きびきびとした動作に感動した。

テープの場合もレコードと同じで、音が出るまでに手間がかかる。
リールをセットして、テープをアームやガイドに掛けながら準備する。
再生ボタンONでテープが送られ、ヒスノイズというテープ特有の
ノイズに続いて曲が始まるんだね。同時にVUメーターの針も録音
レベルに応じて振れ始める。この一連のアナログな動きがなんとも心地よいのだ。
テープ各種 >


当時使ったテープ各種






テープサウンド誌
季刊テープサウンド誌(1977冬号)












表紙は渡辺貞夫さんとテクニクスのデッキ(2トラ)
その後廃刊になってしまったが。

回転するリールや振れるメーターの機械的な動作、針を照らし出す
パイロットランプの暖かい色。中音域に厚みのあるテープサウンド、
どれも棄てがたいのだが、アナログ機々はどれも重厚長大!
TC-R6でも重さ26キロ、さらにもう1台使用中のAKAIの2トラ機に
いたっては、およそ40キロ!
サイズも大きくかさばるし、移動となると一仕事って感じ。
機械のメンテナンス以前に自分の体力・気力のケアが求められているようだ。

じゃぁ また






(15:24)

2007年09月18日

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ターンテーブルDP-3000

最近ミュージックCDを買わなくなった。
iTunes-storeとipodで全てOK!!!
・・ってわけじゃない。
実は、長いあいだ休眠していたレコードプレイヤーを復活させた。
デンオン(現DENON)のDP-3700Fというプレイヤーだ。
修復についての詳細はまたの機会にご報告するとして、これが完動品と
なったことで化石状態だったLPレコードも生まれ変わって再登場。
紙ジャケットのちょっとカビっぽい匂いも何処か懐かしく、購入した
頃のことなど思い出す。
夜中に小音量で聴いても、音に力と暖かみがあって飽きることがない。
ついつい夜更かししてしまうこの頃だ。

仕事に関しては日々デジタル化が進む僕たちの業界。
遅れを取るわけにもいかないので機材のアップデイトと
自身のスキルアップは必須である。
そんなオンタイムの反動なのか、オフにはアナログなものに心惹かれている。
実は、事のついでにオープンリールデッキも復活させた。
こちらも追ってご報告する予定だ。

そんなわけでフォトフラファーT-GOTOのインプレッションズ
始まり、始まり。

じゃぁ、また

 


(18:56)